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<赤城自然園>再オープン 閉鎖後、元社員が無給で手入れ(毎日新聞)

 全国屈指の規模を誇りながら昨年3月、「利益を生まない」として閉鎖された群馬県渋川市の「赤城自然園」が22日、約1年ぶりに再オープンした。昨年末に新たなスポンサーが決まるまでの8カ月間、元社員の片場富夫さん(62)=埼玉県志木市=は雇用打ち切り後も一人、赤城山麓(さんろく)に広がる約120ヘクタールの園を守り続けた。開発当初からかかわって28年。「声を掛けてくれた来園者一人一人の顔が思い浮かび、やるしかなかった。男の意地だった」と振り返る。【鈴木敦子】

 赤城自然園は82年、西武(のちのセゾン)グループが開発を始め、95年にオープン。標高600~700メートルの杉林を切り開き、ミズバショウやクリスマスローズなど約660種を植えた。ヘイケボタルなど約1810種の昆虫も生息し、遊歩道ではリスなどの野生動物に出合え、首都圏からの家族連れや山歩きが好きな中高年に人気だった。

 しかし08年、管理運営会社が外資の完全子会社になると「赤字続き」を理由に閉鎖が決まった。片場さんによると、来園者は年間約1万人いたが、維持管理に1億円以上かかっていたという。片場さんは定年延長を打ち切られて退職し、一緒に草刈りや花の手入れをしていた同僚4人は他の職場に移った。誰も園の世話をしなくなった。

 「人が手をかけなければ、繁殖力の強い外来種が生き残り、自然の調和が崩れる。一度荒れると、なかなか元に戻らない」。片場さんは渋川市内のビジネスホテルから自然園に毎日通い、「無給の不法侵入者」として手入れを続けた。毎週末に園を訪れ漬物をくれたおばあちゃん、キツネに襲われた鳥の悲鳴を聞き、びっくりしていた都会の子供たち。自然園が出会いの場のカップルは「結婚しました」と報告に来てくれた--。さまざまな思いが去来した。

 だが、老後の蓄えを取り崩すには無理があった。昨年8月、堤清二元セゾングループ代表(83)に直談判した。「かすみを食べてここまで来ましたが、もう限界です」

 堤氏によると、自然園は都会の子供たちのために「採算度外視のトップダウンで始めた事業だった」という。片場さんの直訴を受け、かつての部下が経営する企業に自然園の買い取りを頼み、再オープンは実現した。「熱意に押され、何とか協力したかった」と堤氏。片場さんは園長として雇用が決まった。

 この日午前11時25分から始まったテープカットを、片場さんは「1年間の地道な苦労がようやく実を結んだ」と感慨深そうに見つめた。園は今、淡い紫色のシラネアオイが満開で、ゴールデンウイークにはシャクナゲなどが彩る。「花だって、きれいな姿をお客さんに見てもらって、うれしいでしょう」と片場さんは目を細めた。

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